業務内容紹介

営業の仕事は、HARIO製品を世の中に広めることです。日本全国の百貨店・専門店・量販店などの小売販売店やカタログ通販、インターネット通販、カフェをはじめとする飲食業界など多岐に渡ります。基本的には代理店を通してのお取引となるため、代理店へのルート営業が主となります。必要に応じて代理店担当者に同行し、販売店バイヤー様と直接商談致します。

単に製品を紹介するだけでなく、よりお客様に製品の魅力が伝わるよう、売場ディスプレイの提案や季節・イベントに合わせた提案など、市場動向や過去実績も分析しながら顧客目線に立った提案をします。実際に店舗へ赴いての製品実演や珈琲セミナー、お取引先向けの勉強会など、当社の専門知識を生かした活動も行っています。また、営業活動に付随する納期調整、品質管理、コスト削減など、社内の他部門と社内の他部門と連携した取り組みも行っています。

お客様との距離が近い営業担当者も、市場のニーズをくみとり、製品企画の提案をできるチャンスがあります。また、お客様の要望に応じたオリジナル品が提案できるのもメーカーの強みです。

HARIOのコーヒー器具は、“世界バリスタチャンピオン”にも使用していただいていたり、世界的なコーヒーの競技会でも使っていただいていたり、と海外でも大変人気が高いです。海外営業は、そういった世界中のお客様への営業活動・輸出業務を行なっている部門です。主な輸出先としてはアメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東など、世界中の国々、計80ヵ国以上へHARIOの製品を出荷しています。

▼代理店の開拓・フォロー
アメリカ・ヨーロッパ・アジア・中東の各国に出張があります。各国で開催されるCoffeeやTeaの展示会・イベントに合わせ出張し、お客様からの生の意見を基にした製品企画・提案、小売店でのキャンペーン提案を行なっています。また代理店・新規市場の開拓では、製品や販売方法に関する説明、卸値に関する交渉などを行ない代理店契約を締結。定期的にフォローしながら、良好な関係性を築きます。

出張では、主に英語を使って商談が行われます。お客様の前で、プレゼンテーションや実演を行い、製品のPRをすることもあります。言語・文化の異なる人たちとのコミュニケーションを通じて、信頼関係を構築し、マーケティングプランをともに策定していきます。

世界各地にある現地法人の物流倉庫や得意先に、タイムリーに製品を配送します。海上コンテナやエアーなど、最適な輸送方法を選択し、世界中のお客様の手元に製品が届くよう流通経路・物流をアレンジしていきます。

▼海外からの問い合わせ対応
「ウチのカフェでもHARIO製品を使用したい」「HARIOと代理店契約を結びたい」などの新規取引の問い合わせが全世界から寄せられます。世界に向けてHARIOブランドを発信する重要な業務です。

販売管理は、受注～製品手配～出荷～納品～請求までを行っている部門です。工場と営業の橋渡し役として、製品の手配から得意先へ納品され請求するまでを行います。製品の在庫管理や納期フォローも行い、様々な部署と関わることのできる部門です。

製品手配・在庫管理に関する業務を行います。多種多様な製品の販売パターンやトレンド、営業情報などを高度な需要予測システムで分析し、工場へ適切な製品手配を行います。また、中長期の需要予測を行い効率的な生産プランを企画し、全体の在庫をコントロールします。

会社の窓口として、得意先からの様々なお問い合わせに対するオペレーション業務、受注～出荷～請求書発行業務を行います。営業をサポートし、国内・海外のお客様へ製品をお届けする重要な役割を担っています。

HARIOでは、コーヒーメーカーをはじめとしたテーブルウェアを主軸に様々な製品を生み出しています。そんな自社製品・OEM製品の企画～デザイン～設計～販促までを手掛けているのが、製品開発の仕事です。国内のみならずヨーロッパ、アメリカ、アジア諸国など海外向け製品の開発も手がけます。

企画した製品を他部門と連携しながら世の中へ送り出すだけではありません。世の中に出た後もお客様のご意見をもとに改良し、更に良い製品へと育てていきます。

以下の工程を、一貫して手がけます。

▼製品企画：

既存製品のカスタム、新製品の開発など。方向性を営業社員らと会議で決定。

▼プレゼン：

社内プレゼン。課題を解決できる企画かが、判断ポイント。

▼デザイン設計：

企画が通ったら、製品のデザイン・機能・仕様を詳細に考えます。

▼仕様確定～量産：

仕様が決まったら量産。製品のパッケージや説明書まで考え、製作するのも仕事です。

▼販売：

販促のためのパンフレットや動画、広告も制作します。

調達は、工場で生産しているガラス以外の副資材（外箱、個箱）を含めた全ての部材を調達する部門です。プラスチック・シリコーン・金属・陶器など多種多様なお取引先との窓口であり、日々の商談やQCD（品質・コスト・納期）向上に取組んでいます。品質保証は、お客様の安心・安全を保証する部門です。発売前に製品の検証をしたり、各種試験を実施して製品の安全性を確認したり、お客様に安心して製品を購入していただくために仕事をします。また、購入前のご案内や、購入後のサポート、お問い合わせ窓口業務を行います。

お客様や企画部門からの要望を受け、良いものを・より安く・タイムリーに・安定供給ができ・開発、提案力があるお取引先を国内外から探し決定します。また、様々な部材を調達するためには多方面の知識が必要であり、お取引先と協力してQCDの向上に向けた取組みなど、大変やりがいのある業務です。

部品構成・価格・組立図面などの製品仕様をデータベースへ入力する業務を行ないます。そのデータベースをもとに手配や発注がなされます。間違えてはいけない重要な役割を担っています。調達品の伝票入力やチェックも担当しています。

製品の検証・試験の他に、不具合解析結果やお客様からいただいた声を集約し、次のモノづくりへと活かすことも品質保証の仕事です。お客様からのお問い合わせ日報を全社員に配信したり、委員会でお客様からの要望を話し合い、製品の改良を行っています。

経営企画の仕事は、大きく経理・財務部門と総務部門に分けられます。経営に関わるデータを提示したり、社員の福利厚生に携わる点で、経営企画は会社の中で中枢的なポジションといえます。

経理部門では、入出金の管理や資金繰り、会社の損益実績の算出、社内で発生した経費の処理など、お金に関わる業務を全般的に扱います。また、グループ企業全体を統括して管理する役割も持っています。

総務部門は社員の給与計算・社会保険の手続きなどの労務管理、また福利厚生や庶務業務を行い、気持ちよく仕事ができる環境づくりを行います。また、社内システム（サーバー、ネットワークなど）の維持・管理、新システム導入の企画・運用を行います。

役員の秘書業務、社内外イベントの企画運営、総務関連など多岐にわたる業務を行なっている部門です。

役員が仕事をしやすいようにサポートをする業務です。来客応対、電話応対、会食や出張先の宿泊・新幹線チケット・航空券の予約手配など行なっています。上司がどのようなことを望んでいるか考えて柔軟に対応することが求められます。

HARIOでは社員旅行や研修会など、多くの社内外イベントがあります。そういったイベント毎に、会場の手配、名簿の作成、人数の取りまとめ、当日の運営などを行なっています。お客様をお招きするイベントでは、さらに案内状の準備・発送、当日の受付なども行なっています。

慶弔関連で電報やお花の手配、お中元・お歳暮の手配を行なっています。その他、社員教育のための研修スケジュールを組んだり、部門ごとに作成しているスキルアップのためのプログラムの企画・フォロー・取りまとめなども行なっています。

『HARIO製品』を次世代に残していくために。1921年の創業以来、耐熱ガラスなどを企画・製造・販売してきた『HARIO』。特に円すい形コーヒードリッパー「V60」は、世界バリスタチャンピオンにも使用され、瞬く間に人気になりました。その他にも、職人の技術継承を目的とした手加工アクセサリーの展開や、ガラスの可能性を広げるためのガラス製楽器の作成などでも注目を集めています。そんな『HARIO製品』を支える上で欠かせないのが、国内唯一の耐熱ガラス量産工場である古河工場です。

天然の砂を熔かしガラスをつくる熔融炉、ガラスをコップやコーヒーメーカー、理化学用品などに加工する様々な機械。そしてそれら装置に電気やガス、水を送り込むプラント設備。これらを日常的に点検・修理したり、必要に応じて改良を施し生産性を向上させることが生産技術エンジニアの仕事です。
※たとえば…
▼コップを製造する際、取っ手部分の取り付けが手作業で大変！と意見を聞く。
▼生産ラインにちょっとした機械を取り付ければ、自動化できるのではと提案。
▼CADを用いて機構を設計。実際に部品を組み立てラインに組み込む。
▼IoT技術を利用した効率化を企画。

創業95年、日本唯一の耐熱ガラス工場を受け継ぐ。耐熱ガラスとは、急激な温度変化を受けても割れないガラスのこと。キッチン用品や実験器具など様々な製品に使われているのですが、実は大量生産できる工場は日本に1つしかありません。

ガラス製品をつくる機械や、電気やガスを供給する設備を点検・修理したり。新製品を作る時に、どんな機械が必要かを考えたり。今ある機械を改造すれば良いのではと、自ら仕組みを設計することも多いです。当社には、そんな多様な仕事をこなすベテラン集団がいます。

プラント設備とは、電気・ガス・水道といったライフラインを供給する様々な設備のことです。大量にエネルギーをつかう工場の場合、それらの設備も特殊かつ大掛かりなモノになります。それらの設備が安定して稼働するよう、日々の点検・修理を行ないます。また、省エネ対策のために新たに設備を設計し、施工するといった作業も生じます。

HARIOの耐熱ガラスは1972年以来「煙突のない工場」で生産しています。「煙突のない工場」の実現は、ガラス原料を電気によって溶かす、独自の技術開発の成功によるものでした。当時のガラス工場といえば、重油で原料を溶かしているため、煙と粉塵の害がひどい、という常識を変え、時代に先がけ、近隣環境にも働く人の環境にも配慮して、耐熱ガラスを生産しています。

古河工場の心臓部、環境にやさしい「煙突のない工場」を実現した、直接通電式ガラス溶融炉（原材料を溶かす釜）の管理・メンテナンスをおこないます。
同時に、日々新しい技術の導入も検討し、生産効率を図ることを考え実行する、技術者集団でもあります。

製造現業職 生産（三交替勤務）

メイドインジャパンを誇る耐熱ガラス製造の中枢を担う職場です。生産計画をもとに24時間体制の生産システムをもって、ガラス製品を作っています。製造ラインは、ブロー成形、プレス成形と大きく分けて２つあります。
製造設備オペレーターの業務は、主に次の3つの作業です。

• ・各製造設備のオペレーション
• ・製造品種の切り替え作業
• ・ガラス製品の検査

オペレーターは、多々ある製造設備の操作技術を有し、高品質な製品を作るスペシャリストです。

製造現業職 加工

耐熱ガラス製品は、熱を加えて自由に加工できる事が大きな特徴です。その加工工程は、下記のような作業があります。

• ・ロボットの活用により自働化されたガラス加工機のオペレーション作業
  （ガラスの取っ手付けや注口付け加工など）
• ・ガラスへのプリント加工作業
• ・製品検査作業
• ・手吹きガラスによる理化学製品等の成形

この工程は、女性も多く活躍している職場です。繁忙期には日勤に加え、夜勤による生産も行っています。

毎日数多くの様々なガラスが生産されるHARIOの古河工場。本社からの販売計画をもとに、なにが、いつまでに、どのくらい必要になるのかを考えて、工場でのガラス生産・加工から組立て、さらには取引先の部品手配までを計画し、効率の良い生産工程および確かな品質を管理するのが生産管理の主な業務です。主に、生産管理部門と品質管理部門の２つに分かれています。

HARIOの製品の多くは、ガラスを中心に、その製品の付加価値をあげるために、色々な部品が多く使われています。そのような製品を構成するすべての部品を手配し、納品されるまでの管理をしたり、その製品が出来上がるまでの全ての工程を管理するのが生産管理の業務です。出来上がった製品を出荷できる状態にするまで本社の販売管理部門と連携をとり、仕事をしています。

工場で製造されたガラスを中心に、組立てし、製品化されるまでのあらゆる品質管理をしています。また、ガラス特有の性能試験や、機能試験などもおこない、目に見えない品質も管理しています。確かな品質の商品をお客様に届けられるよう、日々業務を行っているのが品質管理部門です。

経営企画の仕事は、大きく経理・財務部門と総務部門に分けられます。経営に関わるデータを提示したり、社員の福利厚生に携わる点で、経営企画は会社の中で中枢的なポジションといえます。

経理部門では、入出金の管理や資金繰り、会社の損益実績の算出、社内で発生した経費の処理など、お金に関わる業務を全般的に扱います。また、グループ企業全体を統括して管理する役割も持っています。

総務部門は社員の給与計算・社会保険の手続きなどの労務管理、また福利厚生や庶務業務を行い、気持ちよく仕事ができる環境づくりを行います。また、社内システム（サーバー、ネットワークなど）の維持・管理、新システム導入の企画・運用を行います。